2018.2.15
5回連続セミナー「『場作り』戦略総務スペシャルプログラム」
第1回「企業価値の向上、健康経営」開催レポート
株式会社パソナ日本総務部(以下、当社)では2018年2月より、5回連続セミナー「オフィス革新セミナー2018 ~企業経営者のための経営TOPセミナー~『場作り』戦略総務スペシャルプログラム」を開催しています。本セミナーは、企業の喫緊の課題でもある「企業の生産性向上」について、場作りの視点から掘り下げて考える連続セミナープログラムです。第1回は「企業価値の向上・健康経営」をテーマに開催いたしました。
セミナー冒頭に当社代表取締役社長 青山光洋の挨拶の後、講師にコモンズ投信株式会社 取締役会長 渋澤健氏を迎え、企業価値を向上させる健康経営・場作りについて投資の観点からお話を頂きました。
また講演後には、当社代表取締役副社長 岩月隆一より、場作りソリューションのひとつとして提供する、オフィス緑化プロジェクト「COMORE BIZ(コモレビズ)」を紹介致しました。
当日は企業の経営層から、総務業務に携わる方まで定員を超える多くの方にお越し頂きました。また、会場のTRAVEL HUB MIXの公式Facebookページでも同時中継され、SNSを通じて多数の方にもご視聴頂きました。
※TRAVEL HUB MIX公式Facebook:
https://www.facebook.com/travelhubmix/
質疑応答では活発な意見交換がなされ、企業価値の創造や、戦略としての「場作り」への関心の高さを伺う事ができました。
渋澤健氏 講演「企業価値の向上・健康経営」サマリー:
企業の価値創造で求められる「外からの視点」…鍵は「場作り」に有り
コモンズ投信では、子や孫の世代にも繋がる価値創造への投資を目指し、企業評価を行うにあたっては「財務的価値」の他に、競争力、経営力、対話力、企業文化といった「非財務的価値」も評価しています。非財務的価値は数値化できない「見えない価値」ですが、企業の持続的な価値創造の源泉だと考えています。
また、「見えない価値」に加えて、従業員の「クリエイティビティ」を喚起させる重要性も増しています。クリエイティビティを喚起するためには、外からの視点・刺激を取り込むことが重要です。外部との接点を創るために「場作り」は貢献するのではないかと考えています。
持続的な成長のために高祖父・渋沢栄一は「合本主義」を提言しました。「合本主義」は様々なステークホルダーが力を合わせることで、価値創造が出来るとする考え方です。この考え方においてもステークホルダーとの繋がり=外部との繋がりを創る「場作り」の意義は大きいのではないかと考えています。
【講師紹介】
渋澤健氏(コモンズ投信株式会社 取締役会長)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ株式会社を設立し、2008年にコモンズ投信 取締役会長に就任。