パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社/総務センターオフィス

バイオフィリックデザイン『COMORE BIZ(コモレビズ)』の導入事例
【パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社/総務センターオフィス】

「オフィス改革」にチャレンジし、お客様や他部署の方々とのコミュニケーションの活性化に貢献

製造業
名称
パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社/総務センターオフィス
導入先住所
大阪府門真市大字門真1006番地
ホームページ
https://www.panasonic.com/jp/pex.html

バイオフィリックデザイン『COMORE BIZ(コモレビズ)』

コモレビズ

自然と触れ合うと人間が本能的にやすらげる「バイオフィリア理論」に基づいた空間づくりを行う、独自のソリューションです。植物や自然音を取り入れたバイオフィリックデザインを提供することで、働く人々のストレスを軽減し、従業員と企業のウェルビーイング向上に貢献します。

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COMORE BIZ(コモレビズ)の導入第五号は、2018年にグループ創業100周年を迎えたパナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社です。100周年を機に推進しているオフィス改革プロジェクトの主体となる、オフィスポリシーを作成した総務センターが、どのような想いでオフィスのリニューアルに至ったのか、なぜコモレビズの導入を決めたのか、オフィス改革の中心となったお二人にお話を伺いました。

グループ創業100周年を迎えるにあたり、なぜオフィスをリニューアルすることになったのかについて教えてください

井上一彦氏

井上一彦氏
総務部 部長

井上氏 当社は2018年3月に創業100周年を迎えましたが、それにあたり社長から“100年を迎えた祝いではなく、次の100年に向かってのスタートを”としきりに言われていました。これからの100年は今まで以上に時代の流れが読みづらくなると言われる中、やはりパナソニックも大きく変わらなければならない。会社が変わるためには、まずそこで働く従業員自身が変わらなければならない、という事から、「チェンジ」というキーワードを掲げて、様々なプロジェクトがスタートしました。その一つである「オフィス改革プロジェクト」を、総務部と施設管財部が主体として推進することになりました。

当プロジェクトの最終目的は、従業員を、そして会社を変えていくということです。従業員の意識を変えて、行動を変える「働き方改革」がありますが、これをパナソニック流に言いますと「A Better Workstyleの実現」になります。これを社内で標準化させていく手段として、「オフィス改革」を活用することとしました。現代はノートパソコンやスマートデバイスを使えば、どこに居ても仕事ができる環境にあります。このようにワークスタイルが多種多様に変化する今だからこそ、どのようなオフィスにリニューアルすべきかを様々に議論する中で、「やっぱりオフィスに行って仕事がしたい」、「オフィスに行くのが楽しい」と感じる環境にすることが重要だと考えました。

パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社/総務センターオフィス/本社総務部オフィス
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なぜ総務部オフィスに、コモレビズを導入しようと思われたのですか?

井上氏 まず、総務部は従来から二つの課題を抱えていました。一つ目は、総務部のオフィスは本社入口すぐの、大変わかりやすい場所にあるにもかかわらず、少し暗い印象のためか本当に用事のある方以外は立ち寄ることのない場所になっていたことです。二つ目は、総務部内のコミュニケーションの活性化です。従業員は真摯に業務に取り組んでいるものの、他部署から異動してきた私には、メンバー間のコミュニケーションが少ないように感じていました。また、部内だけではなく、お客様や他部署の方々とのコミュニケーションを作ることで、内部・外部の両方から課題を解決できるアイデアを生みたいと思っていました。

このような課題を抱えていた中、コモレビズを紹介して頂きました。実は過去にもオフィス内に植木を置いたりはしたのですが、真っ先にコストカットの対象となり撤去する、という苦い経験を何度も味わってきました。
しかし、今回コモレビズを初めて見た時に、ただ植木を置くだけとは全く違うものだと感じました。生きた植物を使い、緑視率というエビデンスを基にした「視覚」や水の音などの「聴覚」に訴えるなど、様々な角度から非常にうまく考えられたサービスだと思いました。また、植物のデザイン性や研究結果に基づいた効果が、まさに “気軽に入れるオフィスにしたい”、“コミュニケーションを活性化させたい”といった目的にぴったりだと思い、今までにない「チャレンジ」をしてみよう、と導入を決めたのです。

コモレビズを導入するにあたり、悩んだり苦労したことはありますか?

大森康二氏 総務部 企画助成課 課長

大森康二氏
総務部 企画助成課 課長

大森氏 私たちはグループ全社にまたがる「オフィス改革プロジェクト」の主幹であるため、当然高い期待値も寄せられていました。まず私たちはプロジェクトのスタートとして、働く場所を自由に選択でき、一人ひとりが活き活きとコミュニケーションを行うことで衆知を集め、生産性を高めていくことを目的としたオフィスポリシーを作成しました。

その上で、オフィスの課題を克服するために何をすべきかを突き詰めるため、総務部内の各課代表や、他部署の意見を聞くワークショップを行いました。ところが、当初そこから出たオフィスの改革案は、ただ単に機能性を重視したものでした。つまり、現状のオフィスの改善であって、改革にはなっていないものでした。当時の担当役員が私たちに期待していただけているのは、改善されたオフィスではなく、「オフィス改革」という名にふさわしい新たなチャレンジを試みたオフィスです。このタイミングで一度すべてを否定されたことで、改めて“将来に向けて自分たちが働きたいと思うオフィスとは何か”ということを、国内・海外の事例をもとに考えていきました。また、再度若手社員(ミレニアル世代)の意見も取り入れながら検討を進める中で、先程のお話にもありました“気軽に入れるオフィスにしたい”、“コミュニケーションを活性化させたい”といった目的にマッチしたコモレビズと出会ったのです。

ちょうど若手社員からは「公園にいるかのようなリラックスした気分で仕事をしたい」という意見が特に多く出ていたこともあり、コモレビズによる緑や光、水の音が心地よく合わさったオフィスであれば、リラックスして創造性豊かに仕事ができるのではないかと考えました。また、今まで全く取り入れたことのないサービスでもあるため、まさに「オフィス改革」という意味で、コモレビズの導入を前提に新しいオフィスの検討を進めていきました。

コモレビズを導入するにあたり、こだわった点はありますか?

パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社/総務センターオフィス/本社総務部オフィス

大森氏 このプロジェクトの原点である「自分たちが働きたいオフィス」に立ち戻って考えた時に、オフィス内でもオン・オフの切り替えが出来る、つまり集中すべきところでは集中でき、リラックスしたい時はリラックスできる、そのようなメリハリの利いたオフィス作りにこだわりました。

今回リニューアルしたオフィスでは、集中するためのソロワーク席や、立ち寄っていただいた方と懇談するためのソファー席など、シチュエーションに応じて働き方を選べるオフィスにしています。コモレビズは集中度を高めるのはもちろんですが、五感を通じてリラックスできるオフの状態を作ることができるのも、導入を決めた重要なポイントでした。

この新オフィスで一番こだわった点を挙げるとすれば、緑の中、淡い光と共に水の音が聞こえてくる「光水什器」です。オフィスが静かな時は、部屋の一番端にいても水の音が聞こえるため、オフィスで働く中での大きな安らぎになっていると思います。また、コモレビズを導入したことで、普段は総務部の前を素通りしていた方にもわざわざ立ち寄っていただけたりと、話題を作ってくれることも一つの成果だと思います。これらが今後、従業員皆を元気にして、ストレスなく集中力を上げる効果を生み出すのではないかと期待しています。

コモレビズ導入後の、従業員の方々の反応はいかがですか?

大森氏 今朝もある方が、「出社するのが楽しみ」と言ってオフィスに入ってきました。「あの新しいオフィスに行きたい」という思いが、オフィスのリニューアルによって生まれたのだと思います。
更に嬉しいのは、他の部署の方が「オフィスの雰囲気が変わったね」、「素敵なオフィスになったね」と私たちと一緒に喜んでくださることです。
他にも「総務部の横を通る時に緑が見えて、明るい雰囲気で元気になる」という感想もいただきました。私たちは「中で働く方が元気になれるオフィス」を目的にしていましたが、相乗効果として周りの人々までも元気になる。中に立ち寄ることで更に元気になる。これは本当に嬉しいことで、まさにコモレビズによって、一人ひとりが活き活きと働ける職場環境が実現できたのだと思います。

どのような企業にコモレビズをお薦めしたいですか?

井上氏 クリエイティブな仕事かどうかに関係なく、例えば「今までやったことがないことにチャレンジしよう」と考えておられる企業にお薦めしたいです。また、私たちはメーカーですから、例えば工場の現場にコモレビズが導入できれば良いのではないかと思います。閉ざされた空間で作業を続けた中、休憩の際にコモレビズの緑でリラックスできる、といった環境を作れたら良いなと思います。

※本事例に記載の情報は初掲載時(2018年9月)のものです。

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